ご無沙汰しております。神様です(注意:この女の子は私ではありません)。
皆さまお元気でしたでしょうか?私は元気です。
最近放置気味で、読者の皆さんもこのブログに飽きられてるのでは?と心配になっている今日この頃ですが、統計情報を見ると毎日とんでもない人数に見ていただいているみたいでちょっと恐縮です。。。ありがたいです。
願わくば、もっとコメントをください!!
コメントクレーーーーーー!!!頼む!!!ブログを書こうとするモチベーションをくれー!!!
すいません。暴言が過ぎました。ご意見・ご感想・ご質問なんでもいいのでコメントをいただけると非常に喜びます。一緒にブログを作っていきましょう!!
ストラディックCI4+のインプレ
さて、ちょくちょく私のブログにも出てくるシマノさんから発売されている16ストラディック CI4+(スピニングリール)のインプレです。
このスピニングリールについては、皆さんご存知かもしれませんが、非常にコスパがいいリールとして発売当初は爆発的に売れました。
確か、2016年の夏頃に発売されたような記憶がありますが、私も発売すぐにパクッと食いついた口で、色々な釣りに連れて行きました。
特によく使ったのがシーバスですかね。次にキジハタ、メバル等のロックフィッシング。
3000XGなのでさすがにショアジギングにはほとんど使いませんでしたが、アジなんかを対象としたライトショアジギングには使いました。とりあえず一個あれば結構色々な釣りに使えて重宝するリールです。
本当はもっと早く皆さんにご紹介したかったのですが、他のリールが発売されたりして後回しになってしまいましたね。発売されて1年くらい経ちましたがそれでも巷の釣具屋では第一線で売られていますし、非常にオススメのリールです。
ストラディックCI4+とは?
新開発「NEWマグナムライトローター」を搭載することにより大幅な軽量化、巻き出しの軽さを可能にしました。ボディ素材、ローター素材には軽量カーボン素材であるCI4+を採用し、体感的な重さを軽減するGフリーボディなどを装備することで優れたクイックレスポンスを実現します。
精密冷間鍛造「HAGANEギア」、防水性を高める「コアプロテクト」などの高耐久性能も充実。幅広い釣りに対応するマルチユースなクイックレスポンスモデル(軽量・コンパクトな低慣性ローターが生み出す『巻出しの軽さ・優れたリーリング感度』を特徴とするシリーズ)です。引用:シマノHP
こいつと同じ名前のリールがシマノから出ています。名前は15ストラディック。
ただし、中身を見ると性能は全く違うと言っても過言ではないでしょう。
その特徴を一つ一つ見ていきたいと思います。
メーカーの謳い文句は「別次元の巻き出しの軽さ」。
巻き出しの軽さを可能にしたのが、NEWマグナムライトローラーの搭載です。
回転慣性約14%減。クイックレスポンスがさらに鋭く。
常識を覆す異次元の回転軽さを実現したNEWマグナムライトローター。その秘密は、これまで当たり前とされていた左右対称のローター構造を非対称な設計に変えたことにある。従来、ラインローラー側に組まれていた「ベールリターン機構」を取り付けカム側に移植。さらにラインローラーの軽量化、ベールのチタン化、ローター肉厚の最適配置を駆使して、最大約14%もの慣性低減化に成功した。
巻き出しの軽さっているの?と思われている方いるかもしれませんが、繊細系の釣りには巻き出しの軽さってかなり重要です。着水同時に糸ふけをとりたい。しゃくったぶんの糸ふけをとりたい。ロッドアクションを的確にルアーに伝えたい。ルアー速度を変えてルアーをヒラ打ちさせたい等々。
ローター構造を非対称にすることで、回転完成を14パーセントも軽減させています。
もう一つの特長。「別次元の軽さ」。
この特長の方が皆さん知ってるかもしれませんね。釣具屋のおじさんもこのストラディックの商品説明をする際は軽さを前面に押します。
これはG free bodyという重心設計によるもの(そもそもCI4+の採用により自重自体も軽いですが)。
ローター、スプール、ハンドル、ドラグノブなど、細部まで設計を見なおし、2500S番で185gという軽量自重を実現。さらに、ウォームシャフトをドライブギア上部に配置し、手元に重心を近づけたGフリーボディを採用。軽量自重を体感レベルでさらに軽く感じさせ、操作性に長けた攻めの釣りが可能となる。
これね。実際に買わなくてもいいので、手で持ってみてください。めちゃくちゃ軽いですから。さらにはロッドに装着してみてください。凄まじい軽さがわかりますから。
軽さって非常に大きな武器だと思います。一日中しゃくり続けるエギング。ロッドアクションをつけて魚を誘う、ロックフィッシング、シーバスフィッシングなど。
軽いだけで疲れないですし、何よりも感度がいい。軽いだけでPEラインからこんなにも多くの情報が伝わってくるんだ!って感じると思います。岩に擦れた、海底が砂質?岩石?、魚が触った、イカが後ろから追ってきている。。。釣りがうまくなると思います。
実釣を経たインプレ
とにかく、買ってからはこのストラディックを色々な釣りに使いました。おそらく延釣行時間は200時間程度でしょうか。
見てみます?私のストラディック。ボロボロですよ。
それだけ使えるリールだということです。20個以上リールを買いましたが、使えないと思ったリールはすぐ売るかタンスの肥やしになってますから。
それでは私の感想をお伝えします。
①:とにかく軽い!!
とにかく最初の印象は軽さでした。
なんだこの軽さは??私の3000XGで190gしかないですからね。
ただですら軽いのに重心設計で重さが手元に来ているのでさらに持ち重りがしない感じで、それこそ一日中ロッドを振っても疲れ知らず。
こいつのせいで毎日海へ行くようになったのかもしれません。
②:巻き出しは普通
一番メーカーが押し出していた巻き出しの軽さ。
これについては、そこまで感じませんでした。
普通に巻き出しは感度良く巻けるイメージでそこまで劇的に素晴らしいとは感じませんでした。もともと結構いいリール(バンキッシュ)を使用していたからかもしれませんね。
③:剛性がそこまで良くない
軽量化が図られているっていうことはどういうことかおわかりですか?
おそらく勘のいい人はわかっているかもしれませんが、剛性が悪くなります。
軽量化ということは無駄な部分を削ぎ落としたり、くり抜いたりしたりしています。
そのせいで色々なところにガタが来やすくなります。
私も、最初はエギングやシーバス等に使っていて普通に使いやすいリールだなと思っていましたが、3本程度ランカーシーバスを掛けた辺りから??と思うようになりました。
違和感が確信に変わったのが、ショアジギで70cmくらいのガンド(ブリの小さいやつ)を掛けた時でした。軸が狂ったかのような違和感で、急に巻けなくなったのです。
メンテに出す際にメーカーの人と話す機会があり、事の顛末を話すと、
「このリールは、剛性がそこまで良くないです。勿論エギングやアジング、メバリング等ならばガンガン使えますが、ランカーシーバスやショアジギにはもう少し剛性の高いリールをオススメします。例えば15ストラディックやツインパワーSWなどをオススメします。」
とのことでした。それ以来は、使う用途を限定して使用しています。
総 括
・ライト系・繊細系の釣りにはめっぽう強く、是非オススメしたいリールである。
・一方で、剛性はそこまで高くなく、本格的なシーバスフィッシングやショアジギングには向かない。
こんな人にオススメしたい!!
剛性が高くないとネガティブなインプレをしましたが、これは本格的なランカーシーバスや60cmを超える大型青物と対峙するような釣りが向かないと言っているだけです。
アジング、メバリング、エギング、ライトショアジギング等には寧ろ軽さと感度から是非オススメしたいリールです。特にこの軽さでこの性能で実売価格が2万円なら買いです。
私は、初心者によくどのリールを買えばいいかわからないと言われますが、このリールを買わせています。決して一万円前後の中途半端リールは買わせません。幸せになれないですから。
最低限このストラディックにさせています。それだけこのモデルはコスパが高くいいリールだと自信を持って言えるからです。
※仲間内に釣り歴20年にもなる人がいますが、ライトフィッシング系を今ではこのストラディックで統一している人間がいます。これが発売される前はステラを使っていました。2000番で渓流にも行っているそうです。この例は極端ですが、それほどいいリールなのでしょう。
ということでこのリールは次の方にぜひオススメしたいと思います。
①釣りを始めようとしているがどのリールを買ったらいいかわからない人。
②アジング・エギング等の繊細な釣りをしたい人。
③あまり予算がないが比較的長くいいリールを使いたい人。
④体力が落ちて来て重いタックルを長時間持てない人。
番手は、3000HGを基本にしてもらえればほとんどの釣りに使えると思います。
【送料無料】シマノ '16 ストラディック CI4 C3000HG 価格:21,762円 |