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【ロッドインプレ】ラテオ(ダイワ)はシーバスのみならず釣り初心者にこそオススメしたい一本

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こんばんは。釣り神様です。

大型の台風が列島を直撃していますが、皆様ご無事でしょうか?

くれぐれも無理せず、決して荒れた海に向かうことがないよう(様子見も含め)にしてくださいね。安全第一です。今釣りに行かなくてもまたチャンスは巡って来ます。

と言いつつ荒れた時に釣りやすくなる魚もいるんですよね。シーバスとか。。

ラテオ(シーバスロッド)とは?

さて、今日はダイワさんの超人気シーバスロッドであるラテオをご紹介したいと思います。

おそらく、読者の皆様方にもこのロッドをお持ちの方多々いらっしゃると思います。

私も一本持っております。96mlの一番オーソドックスなレングスです。

LATEOLABRAX JAPONICUS】とはシーバス(スズキ)の学名。そのLATEOを冠し、日本各地の様々なフィールドで活躍する本格シーバスロッド。ブランク素材を一から見直し、常に変化し続けるシーバスシーンにおいて必要不可欠な調子・パワー・ラインナップを模索。ネジレに強いX45構造を搭載しアンサンドマイクロピッチを施した、上位機種に匹敵する軽量・高感度ブランクに、糸絡みを軽減するハイフレームKL-Hガイドを搭載。フラッグシップブランド「モアザン」に肉薄するスペックを誇る、一切の妥協を排した本気のシーバスロッドシリーズ。

引用:ダイワHP

ダイワHPには上記のように記載がされております。

シーバスの学名を冠するだけあってダイワの思い入れの強さがわかります。

事実、シーバスエントリーモデルではシマノのディアルーナシリーズと双璧をなす代表モデルとなっていますね。

それでは、ダイワHPに沿ってこのロッドの特長を解説して行きます。


◎X45

ロッドは操作時・やり取り時など一連の動きの中で目に見えない「ネジレ」が発生し、操作性やパワーの低下などを引き起こす。こうしたネジレ防止の最適角度である±45°のバイアスクロスを巻きつけることでネジレを徹底的に防ぎ、操作性・パワー・安定性を向上させ、竿の性能を飛躍的にアップさせるダイワ独自のテクノロジー。ティップのブレを最低限に抑え、ルアーを操作する際にアングラーの意思をダイレクトにルアーに伝えることが可能になる。


◎アンサンドマイクロピッチブランク

ダイワ上位機種に匹敵するアンサンドマイクロピッチ仕様の軽量・高感度ブランクを使用。無塗装・無研磨のためより軽量化でき、ブランク本来の性能を引き出すことが可能。


◎KLーHガイド

PEラインのライン放出性能を高めた最新の足高小口径のKL-Hガイドをバット部に、絡んでも解けやすいKTガイドをティップ部に配し、ダイワ独自の適材適所ガイドセッティングを実現。より高いパフォーマンスを実現。フレーム素材は環境配慮型のステンレス製Pタイプフレームを使用。(Pタイプフレーム・・・従来クロームメッキを使用していたフレーム表面加工を未処理とし、磨きだけをかけた次世代フレーム)


◎オーバルリールシート

どんなにブランクが軽くても、どんなにガイドが軽くても、その他のパーツがが重ければその効果は半減してしまう。ロッドを構成するすべてのパーツを徹底的に軽量化し、その総和として圧倒的な軽量化を実現するのがダイワテクノロジー。オーバルリールシートは徹底的な軽量化を追求すると同時に、オーバル(楕円)形状にすることでリール装着時の手の平へのフィット感を追求。これにより、ルアーアクション時やファイト時のロッド操作性が大幅に向上。

上記がこのラテオの特長となります。それなりの性能を有するラテオですが、個人的に力が入っているなと思うのが、レングス等のバリエーションの多さです。

自分の通うポイントに合わせて最適な長さと強さを選択可能になっています。

その数なんと14バリエーション。長さは8.6f〜10.0fまで。

定価は23500円〜32500円まで。

スタンダードな96mlクラスならば実売価格(店頭価格)で約18000円でお釣りがくるくらいでしょうか?

神様的ラテオインプレ

◎総合評価:★★★★☆(初心者ならば)
◎軽さ    :★★★☆☆
◎感度    :★★★☆☆
◎コスパ   :★★★★☆

結論から言うと、初心者の方は買って損しない性能です。

一方、中級者〜上級者はおそらく満足できないのではと思います。

特にシーバスに特化してされている方は、もっと上位(モアザン等)を求めてもらわないとかなり後悔するかな。価値観は人それぞれですが。

まず、性能面でもあげましたネジレについてですが、若干ネジレてるのが伝わって来ます。

これは、初心者にはわかりづらいかもしれませんが、一度上位のロッドを使った方なら顕著にわかるかと思います。ただ、ランカーシーバスを釣るくらいならばこのロッドで十分。より高い次元(ロッドワークでルアーを思い通りにアクションさせる、cm単位でキャスト精度を高めたい等)を目指す上では、ちょっとキツいかな。

モアザンもX45を採用してますが、ラテオほどネジレが感じられないんですよね。他の機能と相まってネジレが軽減されているのかな。

そしてブランクス。

これですね。これが個人的に許せない。見た感じ単なる黒い棒です。

これは本当に個人的な趣味ですが、カーボンが編み込んでます!!といったブランクスが好きなのです。ですからシマノのディアルーナの方が見た目は好きです。

リールシートについてですが、これ緩んで来ます。

一度緩みすぎて、ファイト中にリールが外れたことがあります笑

ですから、常日頃、リールの緩みがないかを確認しながら釣りをする癖がつきました笑。

 

さて、ここまでネガティブ情報しか書いて来ませんでしたが、ラテオがベストセラー的位置付けにいることをお忘れでないですか?

いいところがないと売れませんよ!!

と言うことで今度はポジティブ情報をお伝えします。

まずは、先ほどもお伝えしたラインナップが豊富なところ。

シーバスなんてどこにでもいます。防波堤から、小さい河川。大規模河川にサーフ。そして荒れ狂う磯。

自分が主戦場に置くポイントに合わせて細かいニーズを汲み取ってくれるラインナップが揃っています。

私は、大規模河川から防波堤、サーフが主戦場なので96mlを選択しました。

長さ的には申し分なく、そしてmlという強さも適度なしなりがあり、シーバスの吸い込むようなバイトも弾き辛くなっています。

私はこのラテオでおそらく20本くらいシーバスを釣っていますが、ランカーもあげています。シーバスに主導権を握られることなく、しっかりと寄せて来れる強さがあります。

欠点もありますが、このクラスのロッドを1万7000円程度で手に入れれることはなかなかできないと思います。コスパ最強と謳われるラテオです。

また、釣りを始めたばかりの初心者に特におすすめしたいです。

シーバスもして見たいな。春や秋にはエギングも、青物も釣ってみたい。時にはイソメを付けてキス釣りもしたい。けど、それぞれにロッドを買うお金もないし手っ取り早く全部できそうな汎用性が高いロッドが欲しいな!

上記の方、ラテオ買ってください。

ジャストでハマります。正確には浅く全部にはまります。

とりあえず一本あれば上記の釣りを全部一応できます。

ただ、不満は徐々に出てくるでしょう(エギがしゃくりにくい、ジグが20gまでしか投げられない等)。そしたら興味の出て来た釣りに特化したロッドを購入したらいいのです。

とりあえず、初心者は一つの釣りに固執するのではなく、色々なものに手を出すことが重要だと思っています。

ですからエントリーモデルとしてはかなりいい性能が詰まっていると思います(これより安いモデルは性能がガクッと落ちるイメージがあります)。

このブログをご覧の釣りを始めて見たいなと思っている初心者の方、是非ラテオを手にして見てください(ブランクスがカーボン編み編みが好きだっていう方は、ディアルーナを!)。

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