こんばんは。釣りの神様でございます。
ここ数日、私の住む日本海側では大雨が続き、河川は増水、海には濁りが入り、シーバス釣りやクロダイ狙いにはいい条件が揃ってきました。
特に、クロダイの場合は、濁りが入っている時と澄んでいる時とでは、かなり釣果に差が出ます。大型チヌを釣りメソッド紹介はこちら!
いつもは障害物の影に隠れていたり、沖に止まっているような大型の個体も積極的に浅場に入ってきてベイトを追い回します。
私はここ昨日、今日釣りに行けてないですが、釣り仲間からはいい釣果が聞こえてきました。
日中にクロダイを狙っていたある友人は、水深50cm程度の浅瀬にクロダイの大群がいたと興奮気味でLINEで連絡を入れてきました。
釣果の方もクロダイ3枚、シーバス1本を揚げたそうです。
みなさん雨は嫌かもしれませんが、是非積極的に海へ出かけてみてください。いい釣果が期待できると思います。もちろん安全確保が大前提ですよ!
マナティ60(オンスタックルデザイン)とは?
さて、今日はオンスタックルデザインさんのマナティについて書きたいと思います。
実は、このマナティ、巷ではアコウ爆釣ルアーとしてかなり有名なのです。
インターネットで調べるとマナティ60でアコウが爆釣といったブログが沢山出てきます。
※マナティ60に関する爆釣情報についてはここをご参照下さい。
個人的にマナティは、タチウオを狙う時にケミホタルをぶっ刺して使ったことがあるだけで、根魚のイメージはなかったのです。
キジハタグラブやガルプなんかのフォーミュラー(集魚材)ではないですし、なぜここまで爆釣をうたった記事が多いのでしょうか?
仲間内で5月のはじめごろ非常に気になりまして、キジハタグラブの次なる武器として使えないか試験をしてみました。
破壊力無限大の連続高速ダート釣法「ワインド」をとことんまで極めるべく開発を進め、そして生まれたのが専用ベイト「マナティー」。
真っ先にワインド釣法に取り組んだ分、多くのノウハウを手に入れることができたので、その完成度には絶対の自信があります!
激キレダートはもちろん、リグりやすさも考えた親切設計。
ジグヘッドを取り付けるフロントには真っ直ぐに刺しやすいよう、あらかじめ穴が開いていますのでスムーズかつ、確実なセッティング。
ルアーの交換も簡単ですので素早いカラーローテーションも可能。
また、魚を呼び寄せる強烈な波動と究極のダートアクションを実現するため、今までにないスーパーハードマテリアルを使用。
スパッと水を切り裂くようなカミソリダートで、魚がワラワラ湧いてくる夢のシーンが現実のものとなりました。
さて、いざマナティ60を買いに行こうと近所の釣具屋を巡りましたが、60mmが全く置いてないのです。5店舗回ったところでギブアップ。置いてあるのは75mm、90mmぐらいでした。
店員に聞いたところ「需要がないので60mmは仕入れていない。」とのことでした。
諦めきれず、ネットで購入できないか大手ネットショップを見回りしてみましたが、ここも品切れ続出。特に実績の高いスパークルレッドヘッドを根気よく探しました。
やっとの事で手にいれれたのが6月初旬と、手にするまでにかなりの時間を要してしまいました。
当時は(といっても半月前ほど)、品薄高騰?で手にいれた価格が今確認すると1,090円。
単なるワーム6本が1000円オーバー泣
今確認したら、定価で売ってました。。。損した気分。けれど当時はそんな値段でしか売っていなかったのです。今ならお得ですね。いつ品切れになるかわかりませんので興味がある方はぜひ!!
オンスタックルデザイン マナティー 60mm MT-2 スパークルレッドヘッド【あす楽対応】 価格:680円 |
手にとった感触
こんなので釣れるの?
ワインド釣法用のワームであるので、断面が三角になっています。
レッドヘッドですのでジグヘッドに近い部分が薄めの赤。尻尾が透明で、フラッシング効果を高めるためにラメが入っています。
短かい分張りがある感じで、ロッドワークに忠実についてくるだろう印象。
断面を拡大すると、
真ん中に穴があらかじめ開いています。
これはある程度奥まで通じており、ジグヘッドを刺す時に重宝します。
ワインドだけでなく、ワームで釣るときは、この針を刺すことに慎重になってください。
しっかりまっすぐ刺すことで違和感ない動きになります。
少しでも曲がったなら(左右、上下、斜め全方位の確認が必要)刺し直すことが重要です。面倒くさがりな私もここは慎重にしているポイントです。
そういった面では、マナティはしっかり誘導用の穴が開いてるので助かります。
ジグヘッドはZZheadにすべきか?
オンスタックルデザインでは、マナティ専用のダートジグヘッドが発売されています。
それがZZhead(ジージーヘッド)。
引用:オンスタックルデザインHP
マナティの動きを最大限発揮する仕様となっており、ワームキーパーも専用なのでワーム側の穴とぴったりきます。
間違いなく、マナティに素晴らしい動きを与えるジグヘッドでしょう。
ただ、欠点が1個あります。
高いのです。
2個で890円します。1個445円。ワームと合わせると600円程度。
うーん。貧乏性の私にはちょっとハードルが高いのです。
ということで、ダート専用の安いジグヘッドも買ってお風呂場で動きに差があるかを実験してみました。
◆ZZhead
・文句ない動き。ちょっとしたアクションでもしっかり反応してダートします。
◆某ダート用ジグヘッド
・見た感じ文句ない動き。ただし、しっかり目のアクションでしかうまくダートしない感じ。
やはり、専用ヘッドが一番なのでしょう。ただ、妥協して安いジグヘッドでも許容範囲内ではあると思います。
一点だけ、静ヘッドのような普通のジグヘッドはダメです。ダートしません。しっかりダート専用のジグヘッドを組み合わせてください。
オンスタックルデザイン ZZヘッド 1/4oz ST(スタンダード) 15850094700 価格:680円 |
マナティ60でアコウを狙ってみた
さて、前置きがかなり長くなってしまいましたが、実際にマナティ60を使ってアコウを狙ってみました。
釣り仲間3人で一晩中マナティ縛りでアコウを釣ります。
繊細な釣りなので、タックルも感度重視にしました。
・ロッド:ブリーデン TX77-despoil
・リール:ツインパワーXD C3000XG
・PEライン:何かの0.6号
・リーダー:何かの14lb
・ジグヘッド:ZZヘッド(1/4onz)
・ルアー:マナティ60(レッドヘッド)
ポイントは、アコウを始め根魚マンションがある某サーフ(沖に根が点在)。
まず、沖目の根があるポイントを狙って遠投します。
しっかり着底させ、そこから3回しゃくりテンションを保ったままカーブフォールをさせ、着底。この繰り返しです(たまにしゃくる数やしゃくり幅、スピードを変えたりします)。
匂いも何もないので、魚を集める要素は、ダートによる波動ぐらいでしょうか?
10投のうちに何回かコツコツと当たってきます。
まあフグか何かだろうと思っていると、明確なあたりが、合わせて乗って全く引かない魚をランディング。15cm程度のフグでした。
ワームはボロボロ。すぐに新しいものに付け替えました。
次の1投でひったくるようなバイトが。瞬間的に合わせを入れます。
これは重いだけで引きません。あげると40cm程度のウグイでした。
その後も釣れるのはフグとウグイだけ。
一度根魚らしきアタリがあってやりとりしましたが、根に潜られてしまいました。
そうこうしているうちにワームがボロボロにされたり、ロストしたりして買った1袋が底をつき強制終了でした。
釣果(3時間程度):ウグイ4匹、フグ3匹、コノシロ1匹
釣り仲間の釣果というと、3人で
釣果(5時間):アコウ6匹、カサゴ2匹、クロソイ2匹、ウグイ2匹、シーバス1匹
という結果でした。
狙っていたアコウも普通に釣れていましたし、その他の魚にもアピール力はあるとわかります(ちなみに釣り仲間は75mmでも普通にアコウを釣っていました)。
特にキジハタグラブなんかでボトムを叩いていてもなかなか、ウグイやシーバスは食ってきたことがないです。
そういった意味では、幅広く釣りたい人向けかもしれません。
本当に根魚オンリーならばキジハタグラブやバグアンツのようなフォーミュラー系の方が効果があるかな?というのが仲間内の評価です。
後日談ですが、釣り仲間がマナティ60を投げていたところ真鯛がかかったそうです。
20分かけてランディングしたのは92cmもある真鯛だったそうです。
まとめ
マナティはアコウに対して有効なワームだと評価できます。
ただし、他の魚にもアピール力があるため、専門で狙うには効率が落ちるかもしれません。
逆に幅広い魚種と遊びたいといった方には非常にオススメなワームです。
ちなみにZZhead以外のジグヘッドでも釣果は普通に上がっています。
ぜひ皆さんも安く買える今のうちにマナティを確保し、タックルボックスに入れてみてください。
真鯛のような意外なゲストも釣れるかもしれませんよ!
オンスタックルデザイン マナティー 60mm MT-5 サンセットオレンジ【あす楽対応】 価格:680円 |