こんばんは。釣りの神様です。
アオリイカがついに釣れ始めました。まだ胴サイズが15cm程度の新子サイズですが、早速8杯も釣ってしましました。
本当に小さいものはリリースしましたが、2杯は持ち帰り、刺身にしましたがやっぱり美味しい!!釣って楽しく食べて美味しいアオリイカって素晴らしいですね〜。
離岸流とは
さて、今日はサーフの離岸流について書いていきたいと思います。
離岸流みなさんご存知ですか?名前だけ聞いたことあるけど・・って方も多いかと思います。
しかし、だだっ広いサーフの中で効率的に魚を釣るために絶対押さえておく必要があるのが離岸流です。
離岸流は文字どおり、岸から離れていく流れ、つまり沖に海水が払い出されていく流れが強いところです。
海底が波の力でえぐれ、ワンドのようになっており、そこにヒラメやマゴチといったフラットフィッシュを始め、アジ、イワシのようなベイト、キス、シーバスなども溜まりやすくなっているところです。
海水浴の注意ポイントとして離岸流は紹介されることが多いですよね。
勢いよく大量の海水が沖に向かって流れ出すので泳いでいる人も一緒に流される可能性が高いところなので注意すべきところです。
見た目よりかなり流れが強いでの、水泳選手でも泳いで岸に戻ろうとしても中々戻ることができません。定量的に表すと大体2m/秒で払い出されるそうです。
離岸流とは? 海岸に打ち寄せた波が沖に戻ろうとする時に発生する強い流れのことです。 |
||||||
波は沖から海岸へ打ち寄せますが、海水はどんどん岸に貯まるので、どこかから沖にもどろうとします。この時、岸から沖の方へ向かって一方的に流れる速い流れのことを離岸流(リップカレント)と呼びます。
離岸流は、一旦発生した後、1ケ月近く同じ場所で発生し続けることもある一方、発生から2時間後には位置を変えることもある(気まぐれな性質)砂浜の整地や入れ替えで流れや発生状況が変わることもある |
引用;海上保安庁HP
逆にサーファーはこの払い出す流れを利用して最小限の力で沖に向かいます。
※サーファーがエントリーしているところを狙えば話は早いですが、危ないのでやめましょう。
だんだんわかってきましたね?離岸流を探すポイントが!
離岸流を探すための3ポイント
離岸流は基本的にどんなサーフでも発生しています。
そして、時によって場所は変わります。
よって、毎回ポイントにエントリーするときは離岸流を探さなければなりません。
この離岸流で釣るか釣れないかで釣果はかなり変わってくるでしょう。
今回はこの離岸流を探す3つの簡単なコツをお教えしたいと思います。
ポイント①:波の表面を観察する
離岸流は、流れが沖に向かっていく力が強いところ。
よって白波が立っていないところが多いです。
白波が途切れているところに離岸流が発生していることが多いです。
また、ゴミが勢いよく沖に流れていくことでも発見することができます。
ポイント②:離岸堤や突堤がある場所を探す
沖に離岸堤があるところや突堤などの人工構造物がある場所も離岸流が発生しやすくわかり易いポイントでもあります。
引用:海上保安庁HP
離岸流は地形変化や人工構造物によって水の逃げ道がなくなった場所にでき易いです(海水密度が高くなって、岸側に逃げきれなくて沖に払い出される)。
よって人工構造物や海底のリーフなどに沿って離岸流が発生することが多々あります。
上記の海上保安庁の写真などは非常にわかりやすく、右側の写真では蛍光の着色された水がどのように沖に払い出せるかが写っていますね。
防波堤によって水が逃げ切れず、防波堤に沿って沖に払い出されていたり、下の写真は海底リーフと手前の岩場で水が逃げ切れずに、唯一空いているリーフと岩場の間を通って離岸流が発生しています。
ポイント③:ルアーを斜めに投げて引き抵抗が強い場所を特定する
これは最終手段です。見た目で判断できない場合も結構あるので、その場合は、ある程度引き抵抗の強い飛距離が出るルアー(メタルジグ、バイブレーション、シンキングペンシル等)を斜めにキャストして一定速度でリーリングしてきます。
その際、引き抵抗が軽い箇所、重い場所があります。
特に重い場所は、払い出される力が強いことから離岸流が発生しているポイントの可能性が強いです。
複数回キャストをしてその確実性を高めてください。
まとめ
だだっ広いサーフで効率よく魚を釣るためには、変化を見つけることが一番の近道です。
変化とは、今回紹介した離岸流や海底のカケ上がり(ブレイクライン)、藻場や岩礁帯のようなところを言います。
離岸流は危険ポイントである一方、一級の釣りポイントになります。
これはルアーフィッシングのみならずキスやカレイをターゲットにした投げ釣りでも同じです。
遠州灘を本拠地にしているプロアングラーが友人にいますが、やはり離岸流ポイントの確保は熾烈な競争らしいです。
釣果が全然違ってきますからね。
・【釣行記録】サーフの離岸流ポイントからヒラメとマゴチを釣った
みなさんも、サーフはどこでも同じという認識は捨てていただき、できるだけ釣れる場所で釣ってみてください。
最初は難しいかもしれませんが、意識するっていうところが大事です。
少しでも今回の記事がみなさんのお役に立てますように。